バカにできない!『雨どいのつまり⇒雨漏れ』
毎年、梅雨の時期から夏の台風の時期にかけて
少なくとも2件3件は 当社にSOSコールがなります。
それは『雨漏れ』
なので、ゲリラ豪雨などが来襲すると管理物件が心配でソワソワしてしまいます。
私の経験上、雨漏れの原因で多いのが
・屋根材や外壁材の老朽化、
・外壁サッシ周りからの風雨の吹き込み
・ルーフバルコニー笠木板金の不具合や被り厚の不足
・エアコンなどの工事業者が開けた穴の防水処理の手抜き などがあります。
それと、たまにあるのが タイトルにも書いた 『雨どいのつまり』 を原因としたもの。
特に近くに樹木が多い場合や埃っぽい地域などは 枯葉やごみなどで雨どいがつまりやすいです。
鳥が巣を作るために小枝を収集し、それが大雨で流されて樋に詰まるなんてこともあります。
詰まる割には、『雨どい』はいつも下から見上げることしかせず、詰まっていることに気付きずらい。
確認するには屋根に上らなければならない場合も多く非常に厄介です。
特に、都内(大田区・品川区など)は3階建ても多いので確認には危険も伴います。
雨どいが詰まると、屋根に降った水が樋(とい)から溢れ出し、
ビシャビシャと想定外の部分を濡らしてしまうことになります。
それにより建物の防水性能を低下させてしまい、雨漏りに至ってしまうのです。
対策方法としては、
①雨が降り続いた日に外から雨どいを見上げて ジョウゴのようになった排水マス“以外”の部分から
雨水がビシャビシャ垂れていないかどうかチェックしてください。
もし、垂れているようでしたら樋が詰まっている可能性(大)です。
②10年に一度程度、外壁や屋根の補修塗装をする方が多いと思いますが、
その際は“必ず”業者さんに『雨どい清掃もお願いします』と付け加えてください。
③雨どいのつまり防止の部品も市販されているので、このようなものを取り付ける。
http://www.ogura-cup.com/
こんな対策法があります。
お試しください。
□□□□ http://www.tokiwa-r.co.jp/ □□□□
【不動産クリニック】
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鈴木豪一郎